精興社では、1994年頃より他社に先駆けフィルムメーカーとタイアップして、第一次世代のFMスクリーニング(クリスタルラスター)の研究・開発を進め、多くの製品を作り出しました。
また今、FMスクリーニングはCTPとのコンビネーションで再び脚光を浴びています。 |


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網の拡大図
AMスクリーン(上)
FMスクリーン(下) |
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現在、通常のオフセット印刷で写真等を再現するときには、『網点』を用いています。1インチの幅に100本以上の規則的な網点の列がならんでいる場合、人の目ではその解像力の低さから、おのおのの網点が点として識別できなくなり連続諧調の写真として認識されます。この「規則的な点の大きさ」で濃度を表現する仕組みをAM(振幅変調)スクリーニングといいます。現在の主力の方法ですが、カラー印刷の場合、各色ごとに網点の列の角度を変えて重ねるため、幾つかの問題点があります。
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各色の網点が干渉して模様(モアレやロゼッタストーン)が発生しやすい |
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網点に一定の角度を持たせているためエッジの部分がギザギザになる(ジャギー) |
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6色以上の多色刷りが難しい……など |

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このAMスクリーニングの欠点を取り除き、より忠実な原画の再現をめざした方式がFM(周波数変調)スクリーニングです。従来の網点よりも微細で、ランダムに配列されたの点の「粗、密(密度)の変化」によって写真・画像の調子の再現をしています。
FMスクリーニングは、小さな文字や絵柄がはっきりと再現され、色の再現では濁りの少ないきれいな色が印刷されるという特徴を持ちます。
従来のフィルムを使用したFMスクリーニング方式の印刷では、中間工程の多さから微細な点の表現が難しく、問題も少なくありませんでしたが、デジタルデータからダイレクトに版をつくるCTPでは、充分にその良さを引き出すことが可能となりました。
精興社では、新しいFMスクリーニングの技術を使って、絵本、地図、版画作品集、カレンダー等を作り出しています。 |
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